駆除するためには蜂のことを知っておくことが大切です。どんな蜂なのか、どんな習性があるのか、見分け方はあるのかを確認しておきましょう。

スズメバチの生態と種類

日本に生息している蜂の中でも、

特に攻撃的で危険な蜂

と知られています。駆除しようとして刺されたり、突然襲われたりして死亡するという事故が多いのでかなりの注意が必要です。

スズメバチには、

  • オオスズメバチ
  • ヒメスズメバチ
  • コガタスズメバチ
  • モンスズメバチ
  • キイロスズメバチ

が多く見られ、それぞれ毒の強さや攻撃性が異なります。巣は球体やフラスコのような形状で、1つの入り口から出入りできるような構造です。スズメバチの種類によって大きさや形は変わりますが、色はだいたい茶色系で、マーブル模様になっていることもあります。また、外側はとても頑丈で硬いです。

オオスズメバチの特徴や生態

体長が3、4cm前後もある、とても大きな蜂です。気性が荒く、何の前触れもなく急に襲ってくることもあるためとても危険とされています。また、毒性が強い上に顎の力も強いため、噛まれるだけでも出血してしまうので

絶対に近づいてはいけません。

巣に近づいていなくてもオオスズメバチのエサ場の近くにいるだけで襲うこともあり、駆除するには最もリスクが高いのです。

ヒメスズメバチの特徴や生態

攻撃性は低めで毒も弱めではありますが、スズメバチであることには変わりないのでやはり警戒が必要な蜂です。

コガタスズメバチの生態の特徴や生態

攻撃的ではないのですが、巣を刺激すると次から次へと蜂が飛び出してくるため危険です。特に8月の終わり頃には新しい女王蜂が誕生するため、凶暴化していて注意が必要となります。

モンスズメバチの特徴や生態

巣が狭くなると引越しをする習性があります。運動能力が高い蜂で、さらに暗いところでも活動するという特徴があるため、夜でも警戒が必要です。凶暴的で人が近づくと襲うため、早く巣を駆除しなければいつ刺されてしまうかわかりません。

キイロスズメバチの特徴や生態

巣を高いところに作りがちです。2階以上に住んでいても注意が必要となるでしょう。性格は凶暴で、巣を少し刺激しただけでも大量の蜂が飛び出してきます。また、巣が大きく、中にいる蜂の数が多いので駆除の際はそれを踏まえて準備しておかなくてはなりません。

人間が残した食べ物や飲み物もエサにする蜂なので、その適応能力から人間の居住空間にまで入り込むことが可能となっています。

アシナガバチの特徴や生態

見た目がスズメバチに似ている蜂です。アシナガバチの特徴は、細めの体でくびれがあり、脚がとても長いというところでしょう。脚が黄色いので見えづらいこともあり、一瞬スズメバチにも見えますが飛び方がフラフラとしているので区別できます。

攻撃性は低めではありますが、巣に刺激を与えたりすると攻撃してくるので油断は大敵です。日本には11種類のアシナガバチが生息しているのですが、中には毒性が強いものもいるので、一概に危険性が少ないとは言えない蜂でしょう。

巣はハスの実のような形が特徴的です。比較的小さめのサイズで、色は薄い灰色をしています。

ミツバチの特徴や生態

丸くて危険性がなさそうな見た目をしていますが、実は毒性が強い蜂の一種です。体長は1.2cmと小さく、黒や黄色の縞模様をしていることで広く知られています。

はちみつやろうそくの原料を作る益虫とも呼ばれていて、自治体などによっては駆除を勧めていないケースも。

日本には

  • 二ホンミツバチ
  • セイヨウミツバチ

が生息していますが、どちらも普段は人を刺すような凶暴的な性格ではありません。しかし、巣に接近したりして刺激すると集団で襲い掛かってくることがあるため注意しましょう。

巣は養蜂場などで見られるように、巣板という平らの板が複数枚並んだ形をしています。巣を作り始める頃は白っぽい色をしていますが、蜜を集め始めると段々ゴールドに近いオレンジ色に変化してきます。